ぱちんこ ウルトラセブン2
ぱちんこ ウルトラセブン2
京楽 2018.7
http://www.kyoraku.co.jp/product_site/2017/ultraseven/sp/
久しぶりの京楽から出たキラータイトル。これまでのあの仏壇筐体を改良し、押し込みレバーを採用した専用スラッガー風筐体。インパクトのある筐体ではあるんだけどね。人目は引くし前評判高い期待深々の話題作。
ウルトラマン世代の50〜60代に刺さるクオリティと話題性で触ってみようと思わせるパワーを感じるけどどうなんだろう?
個人的には相性が悪くてまともに勝負になった印象がないシリーズなんだよな。
液晶演出は総じてクオリティーが高い。図柄はオーソドックスな真四角の形状だが、キャラもちゃんと3Dで作ってあって停止アクションときちんと動くなど丁寧な作り込み。
背景もクオリティの高い3DCGで、文字もきちんと考えられてデザインされているものが多い。まあオーサリング時に既存フォントを流し込んだとかそれなりにあるけどまあそれはどのメーカーでも一緒か。
感心したのが筐体左側にあるユーザーカスタマイズレバー。操作性がすごい直感的でわかりやすい。これまで十字キーや2つボタンで頭を悩ませながら、間違う前提で触りまくっていたのがとうとうここまで来たか…。
遊び終えて暑い夏のアスファルトの上をダラダラと家に向かって歩きだし、ぼーっとしていると目の奥に強烈なインパクトが残る。
いやね、擬似連や演出頻度を減らすのはいいんだけど、肝心のゲーム性の中心に来る先読みが非常に刺激的で頭というか目の奥にインパクトを残させるのは意図的なのか?この身体的恐怖を遊技者に与えることでウルトラマンの偉大さをおっさんにアピールしているのか?
画面中央上部のセブンの目が先読み時にずっと点滅しこちらの精神を破壊するこのパワーはさすがウルトラマンセブン級。
点滅する光に目がやられ、辛かった点滅への思いと光の明滅の残像を目の奥に残しながら帰宅の途に着く。
ウルトラマンの目から出る神々しい光に耐えられない私は、恐らく悪い大人でウルトラマンに懲らしめられているからなのだろう。。